秋田名物・いぶりがっこ
「いぶりがっこ(燻した大根の漬物)」は、秋田の特産品。
秋田県は雪が深く、外に干すと凍ってしまうため、家の中に干していたら囲炉裏で偶然燻されて出来たと言われています。
秋田県には、そんな「いぶりがっこ」を競う大会があります。
秋田名物・いぶりがっこ
いぶりがっこは、誰が作るかによって、全く別物になります。
いぶりがっこを燻煙乾燥する際、ナラ・桜・ケヤキなどを使用しますが、配合比率(どれをどのぐらい使用するか)と燻煙乾燥時間によって、いぶりがっこの匂いも味も変わります。
その上、どのように漬けるかでも変化が生じます。
「いぶりがっこ」を競う、いぶりんピック
秋田県南部に位置する横手市では、特産品いぶりがっこの出来栄えを競う「いぶりんピック」が行われています。こちらは、今年で11回目の開催。
優劣を付けるだけでなく、それぞれの特徴を分かりやすく表示する工夫をしてほしいですね。
そうすれば、観光客やネットで買い物をする地域外の人に、もっと「いぶりがっこ」の魅力を伝え、生産者と繋げることができるはずです。