りんごといえば青森県、ですが、そこには幕末の四賢侯のひとりとして数えられる第16代福井藩主・松平春嶽の存在があったとされています。
ここがすごい。松平春嶽
第16第福井藩主であった松平春嶽は藩内での財政改革や人材登用などにおいて様々な功績を残し、明治維新を語る上でも外すことのできない福井県出身の偉人。
人材登用では後に「五箇条の御誓文」でも知られることになる由利公正を起用。彼の働きもあり、1年あたりの藩の収入の27倍もあった借金を減らすことに成功し、福井藩の財政を救いました。
借金返済の手のひとつであったのがヨーロッパへの生糸や醤油の輸出。輸出額は約10年後には300万両に達し、長崎から千両箱2つをのせた馬125頭が福井へと向かったと伝わっています。