今回、私たちが修行をお願いした、400年以上も続く宿坊「大聖坊」の星野文紘氏から学んだことはたくさんありますが、その中から3つのことを共有します。
1:感じたことを考える
古から現在に至るまでずっと残っているモノというのは、考えることよりも先に「感じたこと」を大切にしてきた昔の人々が作ったモノです。
何百年・何千年も残っている神社は、今のように便利な機械も無い時代に、高い山の上に建てられています。
現代人では不可能のように思うことも、先人たちは自分たちに様々な恵みを与えてくれる山々・自然の中に神様が存在すると感じ、その強い魂がこのように長く続くモノを実現させたと伝えてくれました。
まずは、「感じたこと」を大切にする、そして、それを実現するために必要なことを考える。それによって、長く続くモノがつくられると教えて頂きました。
2:管理職の魂を強くする
決断の連続である経営者(トップ・リーダー)には、己の感性を信じる、魂の強い人が非常に多いそうです。
しかし、組織におけるリーダーは、経営者以外にもいます。幹部・部長・課長・プロジェクトリーダーなどが挙げられますが、このようなリーダーの魂(野性・感性)を強くすることが非常に重要です。
根拠や裏付けが不足しているという理由だけで、自分の利益や保身のために、強い感性を持った部下やチームの提案を単に却下するのではなく、その感性を信じ、チーム全体で論理的なフォローができないかを考えられるリーダーの存在が大切だと伝えてくれました。
3:理解ではなく気付かせる
「理解しました」と言う人は、実のところ分かっていない人が多く、その場しのぎで返答しているだけです。
逆に、「感じました・気付きました・腑に落ちました」と言う人は、何かしらのアクションを起こす人々です。
どんなに言って伝えても、本人が「自分で気付く環境」を提供しない限り、社員自らが行動を起こすことは無いだろうと教えてくれました。