「ふるさとを、もう一つ創ろう」をコンセプトに掲げ、「食」と「農」をテーマにした連続講座を開催している第二ふるさと大学。
講座の第4回目は、実際に農業体験が開催されました。
東京の農業を体験・学ぶ
農業体験の場となったのは、東京・三鷹市にある「三鷹オーガニック農園」です。
東京都内の農園としては珍しく、有機農業や自然栽培を行う農園です。
講師は、農園コーディネーターの金子晃さん。
農業体験と、東京での農業を聞く時間となりました。
東京での農業支援は珍しい
金子さんは、新規就農者への講座なども行い、農業の担い手育成にも力を入れられています。
しかしまだまだ課題が多いのだそうです。
新規就農を希望する方はいるが、東京での新規就農はなかなか実現しにくい。
ここで学んだ上で、地方で就農するような取り組みがあっても良いかもしれません。
そこで第二ふるさと大学のように、地方での新規就農支援の取り組みには期待しているといいます。
閉鎖的だからこそ新しい取り組みで刺激を
金子さん自身も、他業種での経験を活かし、体験観光型のウェブサイトから集客を行うなど、様々なことを挑戦されています。
その背景には、まだまだ農家は閉鎖的だという現実があります。
新しいことをやりながら、協力者を増やしていくということを目指しているのだそうです。