石川県輪島市には、能登半島を代表する観光スポット白米千枚田(しろよねせんまいだ)で有名です。
世界農業遺産にも登録されているこの棚田で、毎年10月中頃から3月まで行われているイルミネーションをご存知ですか。
21,000個の太陽光LEDはギネス記録
あぜのきらめきも、星空もサイコー!!
今度は彼女と家族連れてこよう^^
能登おもしろーい! pic.twitter.com/Su2hmqvriw— koko@写真trip (@kokoko_31) 2016年3月5日
白米千枚田は、1,004枚の棚田によって、幾何学模様の景色をかたちづくっています。
1年を通じて、能登の美しい風景として楽しめる絶景スポットです。
「あぜのきらめき」は別格の美しさ
そんな白米千枚田の特に美しい風景が楽しめるイベントが、「あぜのきらめき」です。
あぜ道に、太陽光発電LEDが配置され、棚田独特の美しい曲線が夜に浮かび上がります。
ギネス記録にも登録!
2011年から始まったイベントは、2012年に「太陽光発電LEDの最大のディスプレイ」として、ギネス世界記録に挑戦し、見事達成。
当時は、太陽光発電LED20,461個の点灯として評価されましたが、現在では更に増え、21,000個がディスプレイされています。
活躍しているのは「ペットボタル」
一大イルミネーションイベント「あぜのきらめき」を支えているのが、地元の企業が開発した自立式の発光装置「ペットボタル」です。
ペットボトルの中に太陽光パネルと充電池、LEDが組み込まれており、夜になると自動的に点灯します。
色を変えながら棚田を彩る
もともとは、一色しか発行しない「ペットボタル」ですが、現在では改良され、30分毎に色を変えながら幻想的な風景を作り出します。
全ての電源は太陽光でまかなわれており、自然の中で自然エネルギーによって作り出された灯りを楽しめるイベントとなっています。
4時間の幻想体験へ
「あぜのきらめき」は、日没とともに自動で点灯し、約4時間点灯する仕組みです。
駅からのシャトルバスなども運行されているため、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか。
従来通りであれば、今年も10月から開始予定となっています。