長崎県とヤマトグループが連携協定を締結し開始される「しまねこ」プロジェクト。離島が抱える産地直送のコストや時間などの課題を解決するこちらのプロジェクトについてまとめてみました。
行政や自治体とともに取り組む「プロジェクトG」
ヤマトグループが取り組む「プロジェクトG」は、全国各地で観光支援や商品の販路拡大などの地域活性化や課題解決を行政や地方自治体と一緒になって取り組むプロジェクト。
主に高齢者を対象とした見守りや買い物のサポートなどの「生活支援」、特産品の販路拡大などによる「販促支援」の2つに取り組んでおり、2015年7月までに1,198件の案件が検討され、うち288件がサービスとして提供されています。
参照元:ヤマトホールディングス CSRの取り組み トップメッセージ
長崎県の離島から産地直送! ECサイトで販路拡大
全国に張り巡らされたネットワークを活かし、スピーディーな輸送を可能とするヤマトグループ。「しまねこ」プロジェクトでは、関東内の20万店の飲食店へ翌日配達が可能となり、翌日午前中に届く産地直送サービスを展開。
また、4月1日にはECサイト「しまねこECサイト」を開設。手軽に注文できるようにすることで、生産者側の販路拡大とともに、飲食店側の新たな集客力向上も支援していくのだそうです。
離島が抱える産地直送の様々な課題を解決する「しまねこ」プロジェクト。関東などでも長崎県離島の食材を手軽に食べられる機会が増えるかもしれません。
参照元/画像出典:PR Times ヤマト運輸株式会社