長野県白馬村は、スノーリゾートとして知られる村です。
近年は人口減少と、観光客も最盛期の3分の2程度まで減るなど、苦境に立たされています。
そんな中、白馬村でインターナショナルスクールの創設に向けた動きが始まっています。
教育に力を入れて人を集める村がある
この活動のきっかけになったのは、村の高校の廃校危機。
その際に、海外に目を向けてみると、有名な山岳観光地は人口が増加していることがわかりました。
分析すると、共通項として「教育環境の充実」があることがわかったのだといいます。
村の状況を見てみても、外国人環境客や居住者は増える傾向にあるといい、教育の国際化は村の将来のために必然でもあったようです。
初の春季スクールが開校
まず取り組まれるのは、短期プログラムです。
3月30日から4月3日まで開校する「春季スクール」では、県内外の子どもたちが、プログラミングやアートやプレゼンテーションなど、多様な分野を専門家から学びます。
世界共通の教育課程の導入など、日本でも先進的な事例になりそうな白馬村のインターナショナルスクール構想に注目が集まっています。