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「どじょうすくい踊り」をご存知でしょうか。
どじょうすくいと言えば、手ぬぐいをかぶり、ざるを持ち、ひょっとこ顔で踊るのが一般的なイメージ。
踊り手は、三味線などで奏でられる軽快な曲に合わせて、ざるで泥ごとすくい、逃げるドジョウを手で捕まえる様子を踊ります。
実際にドジョウがいるかのような巧みな芸に、観客から大きな声援が送られます。
実は伝統芸能なんです
実はこのどじょうすくい踊り、島根県安来市の民謡に合わせて踊る民俗芸能です。
明治〜大正時代を中心に国民的人気になったそうです。
古い歴史があるんです。
この度、30年ぶりに「名人」に認定されたのは、一宇川勉(本名:松崎勉)さん(67)。
毎年、安来節保存会という団体が講習会や全国大会などを開いていて、市販や准名人、名人といった認定をしています。
これからも、郷土の伝統芸能として残して行きたい文化ですね。