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忘年会シーズンが近づいてきました。
飲み過ぎには、本当に注意です。お酒に強い人と弱い人がいますので、くれぐれも無理にすすめることはないようにしてくださいね。
秋田県人のあるあるで、秋田県出身と分かると「じゃあ、やっぱりお酒強いですか?」と言われます。統計的には、どうも本当らしいのです。
秋田県民の76.7%は酒に強い?
酒に強いか弱いかということを決める要因の1つとして、「アセトアルデヒド」の分解能力が挙げられます。
アセトアルデヒドと言うのは「悪酔いの原因物質」と言われ、これが体内にたまると顔が赤くなったり、気分が悪くなったりします。これを数種類のALDHが酢酸に分解して無害化するんですが、その中の一種であるALDH2をつくる遺伝子の型の違いが大きく関係しているんです。
酒に強いか弱いか、言い換えると、アセトアルデヒドを分解する能力が高いか低いかは、遺伝子レベルで決まっているんですね。