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県境を50cm動かす綱引き勝負、秋田が岩手に勝つ

県境を50cm動かす綱引き勝負、秋田が岩手に勝つ

    CATEGORY: AREA:秋田県

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普通、県と県の間に存在する境界線は、動かないですよね。

しかし、この日だけは県境が動く。

秋田県と岩手県では、綱引きで国取りをするイベントが行われます。

県境を50cm動かす綱引き勝負

秋田県横手市と岩手県西和賀町に、秋田と岩手の県境が存在しています。

この県境を決定するイベント「いわて・あきた県境国取り合戦2015」が、岩手県西和賀町の巣郷温泉特設広場で開催されました。このイベントは、今年で7回目になります。

1チーム30人の男子と女子、混合による3本勝負(1試合15秒間)が行われた。7回目の今年は、3連敗中の秋田側が、男子と女子の部を制して2勝1敗と勝ち越し。4年ぶり3回目の勝利を飾り、会場近くの県境を示す標識が、50センチ岩手側に移動することになった。

□出典:毎日新聞

今年は、秋田が岩手を破り、県境が岩手県側に「50cm」移動しました。

綱引き勝負、秋田と岩手だけじゃない

調べてみると、このような国取り綱引きを行っているのは、秋田県と岩手県だけではありません。

長野県飯田市と静岡県浜松市の県境でも同じようなイベントが行われています。それが、県境にある兵越峠で、毎年10月末に行われる「峠の国盗り綱引き合戦」。

しかも、こちらの方がスゴい。

遠州軍(静岡県)と信州軍(長野県)が綱引きで戦い、勝った方が県境を自分の方へ「1メートル」も動かすことができる。上には上がいるもんですね。