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上京しても、抜けない秋田弁

上京しても、抜けない秋田弁

    CATEGORY:観光 AREA:秋田県

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秋田弁の場合、言葉は違えど、イントネーションはそれほど標準語と違わないために、県外に行っても割とすぐに打ち解けられる気がします。特に女性は、順応が早い。

ただ、「言葉が違う」というのが、問題です。

上京しても、抜けない秋田弁

私の経験も踏まえて、県外へ出てもなかなか抜けない秋田弁を考えてみたいと思います。

なげる

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意味:捨てる

営業で東京の会社へ行った時、「チラシは、すぐに”なげられ”てしまう。」と普通に使って、「ん?」という顔をされた経験を何度もしました。「なげる」は、なかなか抜けません。

さびっ!

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意味:寒っ!

意味は通じると思います。ただ、一瞬、周りの視線が集まります。秋田の冬も寒いですが、東京のビル風は別の種類の寒さ。とっさに出る声は、やっぱり秋田弁ですね。

いでぇっ!

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意味:痛いっ!

家の部屋で、足の小指をぶつけた時、思わず発する言葉は秋田弁。瞬発的な痛みへの反応。一番しっくりくる言葉が、勝手に口から出ます。い、でぇっ〜!!

みなさんは、どうですか?
地方出身で、県外へ出られた方。みなさんは、なかなか抜けなかった方言ありますか? 是非、Facebookページでのコメントやシェアで、みなさんの経験を教えてください!
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最後に:訛ってもいいじゃない

いちお、伝わらないかなあと思い、普段は標準語を話していますが、東京にいようと秋田にいようと、秋田県人と話す時は、かなり秋田弁です。

私の場合、東京や仙台で仕事を受注して、秋田で製造を行うことが多いために、駅で電話していると、結構周囲の方から見られます。東京のお客様と標準語で話し、スケジュール確認を秋田の工場と秋田弁で行い、東京のお客様へ折り返し返答を標準語で行う。

このようなことを電話で繰り返していると、周囲の人は不思議な顔をします。まるで、日本語と外国語の2ヶ国語を話している人のように見られます。

秋田弁も大切な文化。特に、秋田県へ観光で来てくれた方には、活かすべきコンテンツになるかもしれません。どんどん、訛っていこう。