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ダイビングにシュノーケリング、ゲストハウスでの人との出会いetc……。
宮古島と言えば「宮古ブルー」と呼ばれる美しい海が最大の魅力で、同地を訪れる人たちは異口同音に「宮古に来て海に入らなきゃ意味ないでしょ」と言います。
しかし、実は宮古島はサイクリストにとって最高の場所でもあるのです。
ここではその理由を3つに分けて紹介します。
宮古島には「ツール・ド・宮古島」という自転車レースがある
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ツール・ド・宮古島は毎年6月頃に開催されている自転車レース。
83km・114km・184kmの3つの部に分かれており、自分の実力にあった距離を選ぶことができます。
コースは宮古島本島1周+池間島1周。2015年のレースからはスタートとゴールが2015年の1月に開通した伊良部大橋の直ぐ近くに設定されています。
自転車のレースを開催するためには街全体の協力が必要ですし、何よりコースが自転車にとって走りやすい環境でなくてはなりません。
2015年で8回目を迎えるこの「ツール・ド・宮古島」。このレースが開催されているというだけでも、宮古島が自転車のパラダイスであることが窺い知れるはずです。
距離よし・道よし・景色よしの三拍子
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ツール・ド・宮古島のコースにもなっている宮古島外周の環境は、「距離よし・道よし・景色よしの三拍子」が揃っています。
まずは距離。
先ほども書いたように、ツール・ド・宮古島では83km・114km・184kmと3つの部に分かれています。
これは個人で走る場合もこの3段階で走る距離が分けられるということを意味します。
道順も単純で、ほとんど一本道なので迷う心配がいらないのも魅力です。
また路面の状態もかなり良く、アスファルトのひび割れや盛り上がりも少ないので、タイヤのパンクのリスクもあまりありません。
さらに車も少ないので、走行時に車と併走する際のスリルを味わう必要もなし。
右回りで走ればずっと海沿いを走れるので、目の前に広がるのはただ美しい宮古ブルーの海です。
こんな宮古島を自転車で走らないほうがもったいないとおもいませんか?
レンタサイクルショップが充実している
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「でも長距離を走る自転車なんて持ってないし」「自転車はあるけど輸送費がなあ……」という人も多いのではないでしょうか?
でもそんな心配はご無用。
宮古島にはあちこちにレンタサイクルショップが点在しているのです。
それらのお店の中にはレーサー仕様のドロップハンドルのものや、扱いやすいフラットハンドルのスポーツバイクも扱っているお店も少なくありません。
おすすめの使い方は、ゲストハウスなどで安価なママチャリタイプの自転車を借りてレンタサイクルショップまで移動し、そこでスポーツバイクに乗り換えて出発する方法。
筆者自身もこの方法で、極度のインドア生活をしていたにもかかわらず、184kmのコースを走破しました。
まとめ
確かに宮古島の海は綺麗です。
本土では決して見ることができない夕日の美しさも見る価値はあります。
でも宮古島はそれだけじゃありません。
ぜひとも海で泳いだり、旅先で出会った人たちとバーベキューをするだけではなく、自転車で宮古島を満喫してみてください。